皆さん、予習してますか?
前回、大学生が予習するメリットを7つまとめました。今回は大学生向け具体的な予習のやり方を紹介します。
予習の目的は疑問点を見つけること
予習の1番の目的は、わかるところとわからないところをはっきりさせておくことです。
なぜなら、全てを授業だけで理解するのは無理だからです。
よって授業で初めて聞いてそれを理解するのはほぼ不可能。
でも、自分がわからないところを事前に明確にしておけば、授業中はそこだけを集中して聞けばよいですよね。
予習することで授業を疑問解決の場とすることができるのです。
こうすることで授業を効率よく受けることができます。
わからないところを解決するために授業を受けているというスタンスがとれると、授業を受ける甲斐がありますよね。能動的な学習ができます。
以上が予習の目的です。
ここからは予習の具体的なやり方を紹介します。
事前に教科書を読んどくだけ!
事前に自分の分からないところを見つけるためにやってほしいのは、教科書やプリントを読んでおくことです。
時間がないって人はこれだけでOK。
理系の教科書には、理論や式、実験の内容など書かれています。それを読みながら頭の中で実験の様子や理論をイメージしてみます。
読んでも全く意味が分からないとかイメージできないなら、そこがあなたのわからないところですね。
そこを赤ペンでマークするかノートに書くかなどマーキングしておきます。
もう1つの例として英文読解をあげてみます。
知らない単語や意味の分からない表現が出てきたらペンでマークしておきます。
予習の目的は疑問点を明確にしておくことなので、最低限の予習は上記の方法でOKです。
自分で答えを出しておくとさらによい
もっと授業での理解度を高めたいなら、疑問点に自分なりの答えを出しておきましょう。
また理系の場合を例に挙げてみますと
分からない理論や式が出てきたら、自分の知っている知識で答えを出してみるのです。
知らない表現や単語が出てきたら、周囲の文脈や自分の知識から意味を推測してみます。
もちろん、間違っていてもよいのです。
「ああ!全然違ったんだ!」という印象がつくことで、より記憶として定着していくからです。
疑問点を調べておくのも可
もう1ステップあげたいなら、疑問点を調べてみてもよいと思います。
ネットや別の本を読んでみればほぼ必ず答えがあると思いますから。
納得できなくてむしゃくしゃしてしまう場合には、はっきり答えを知っておくのもありです。
ただ個人的には復習でやるべきことかなと思っているので、予習でやるべき優先度としては低いです。
余裕があれば問題を一度解いてみる!
問題演習がついている教科書の場合、よく例題が載ってますよね。
予習の時点では当然解けなくてOKです。
全く分からない場合は目を通しておくだけで充分です。
ただ、内容を読んで大体理解できた場合には一度解いてみるとよいです。
教科書を読んだ後は知識が頭の中に大量に入ってきます。
内容を完全に理解した気になってしまうのです。
でも、実際に問題を解いてみると意外と解けないんですよね。
それは脳が情報をまだ完全に整理できていないから。
例題を解けば予習の時点でアウトプットの練習ができちゃいます。
予習で成績も効率もあげよう!
以上、予習の方法についてまとめてみました。
時間がない人はとにかく教科書に目を通しておくだけでOKです。
じぶんのわからないところを明確にしておくことがポイントですね。
これだけで授業の価値を何倍にもすることができます。
ぜひやってみてください!