どうも、はるかさです。
学生の方や受験生の方は、日々問題集を使って演習を行っていますよね。
でも、ちゃんと問題集で苦手つぶせてますか??
実は、問題集を解くときにある工夫をするだけで、
自分の苦手な部分を把握し、かつしっかり苦手をつぶすことができます!
今回は、自分の苦手を徹底的につぶす問題集の使い方を紹介します。
- 問題集を解いてもあまり成績が上がらない学生さん
- 何度解いても解けるようにならない受験生の方
- 解けない問題があったときにどうして良いかわからない方
目次
問題集は1周だけで終わってはいけない!
質問です。あなたは1冊の問題集を何周解きますか?
1周したら終わりだというあなた。
それってかなりもったいないです!
個人差はありますが、僕は少なくとも3周するべきだと思います。
苦手を徹底してつぶすためには、何度も解くことが必要だからです。
いや!そんな時間ないだろ!というあなた。
心配する必要はありません。
なにも全ての問題を3周しろと言っているわけではありません。
自分が解けない問題だけを何度も解くのです。
解ける問題と解けない問題をはっきりさせる。
問題集を解くときに重要なことは、
自分が解ける問題と解けない問題を明確にすることです。
勉強をすすめていく上で、自分の苦手な分野を把握することはとても重要です。
なぜなら、自分が解けないところこそが自分の勉強すべきところだからです。
解けたものには○、解けなかったものには×をつける。
苦手を把握するために、解けない問題に印をつけておくことが重要です。
具体的に問題集の使い方を紹介していきます。
まず1周目、普通に問題を解いていきます。
もちろん問題は初見なので、解けないものもあるでしょう。
解けなくて構いません。
1周目の目的は、自分の苦手なところをあぶり出すことです。
解けなかったところが、自分がこれから学ぶべきところってわけですね。
ポイントは問題を解いた後です。
最終的な解答が合っていることはもちろんのこと、
答えに至る考え方まで正解だった問題は、自分で解ける問題です。
その問題には○をつけておきましょう。
(問題番号の横とかに○をつけるといいですね。)
一方、全く解けなかった問題、間違えた問題には×をつけます。
これにより、解ける問題と解けない問題をはっきりさせることができます。
解けなかった問題は必ず見直しすること!
解けなかった問題は、必ず見直しをしましょう。
この作業がめちゃくちゃ大事です。
解けなかったのには必ず理由があります。
その原因を徹底的に追究しましょう。
見直しを適当にやると、次も絶対解けません。
間違いを見直すこと、これこそ自分が最も成長する瞬間です。
見直しのやり方については、こちらの記事で紹介しています↓
2周目からは×のついた問題だけ解く。
こんな感じでまずは1周終わらせます。
正直、一番しんどいのは1周目です。
なぜなら、問題は初見ですし、全ての問題を解かなければならないからです。
1周目はぐっと踏ん張りましょう。
そして2周目突入です。
2周目の目的は、
かつて自分が間違えた問題を解けるようになっているか確認することです。
1周目で○がついた問題は解けるのでスルー。
×がついた問題だけ再度解いていきます。
やること自体は1周目と同じです。
問題を解いて、答え合わせ。
解けたら○を、解けなかったら2つ目の×をつけましょう。
このとき、ちゃんと2つ目の×を書くこと。
1つ目の×が既についているからといって、2つ目をつけないのはダメです。
なぜなら、×の個数が自分の苦手度を表してくれるからです。
この×レベル、自分の苦手な問題を把握するためには重要。
特にテスト前の最終確認で非常に役立ちます。
テスト直前、限られた時間でどこを見直すべきか。
当然×のたくさんついた問題をまず見直すべきですよね。
全ての問題が○になったら終了!
こうして2周目が終わったら、同じように3周目に突入。
2つ×がついた問題を再度解いていきます。
3周目ともなると解くべき問題数も減っていますし、
内容の理解もかなり深まっているはずです。
3周目と聞くとなんだかしんどそうに聞こえますが、
この方法では周を重ねていくにつれて楽になっていきますので、
安心してください。
これを繰り返し、全ての問題に○がついたら遂に終了です。
おめでとうございます!
何冊も解く必要は無い。1冊を何周も解くべし。
僕自身ずっとこの方法で勉強してきました。
自分でいうのもなんですが、この勉強法で京大に合格したので、
ある程度説得力はあるかなと思います。
いろんな問題集を解くのも、様々な問題に触れるためには良いことなんですが、
それでは内容の理解が浅くなりがちです。
それよりもまずは1冊極めること。
解けない問題を確実に解ける問題に変えていく。
その方が確実に成長します。
それでもいろんな問題を解きたい!という方は、
まず1冊完璧にしてから2冊目に移ることを勧めます。
学生の方や受験生の方をはじめ、勉強する皆さんに役立つと思います!
ぜひ一度試してみてください!