テストや模試の見直し、きちんとやってますか?
以前とあるフォロワーさんから、見直しのポイントについてDMで質問を頂きました。
断言します。見直しをやるかやらないかで、成績は全く変わります。
今回は、京大生の僕が実践している、見直しのやり方やポイントを紹介します。
- 見直しの仕方が分からない人
- 見直しをそもそもやっていない人
- 見直しをしているのに、なぜかテストで解けない人
目次
見直しのゴールとは、「2回目に自力で解ける」ことだ。
質問です。
見直しって、具体的に何をしていますか?
解説文を読んでふむふむと納得するだけで終わっていませんか?
それでは見直しをしたとはいえません。
なぜなら、理解した気になっているだけの可能性が高いからです。
見直しの目的は、間違えた問題を解けるようになることです。
なので、ゴールは「2回目に同じ問題を解いたときに正解できるようになる」と考えてください。
では具体的に何をすればいいのか。
見直しの流れはこんな感じです。
- 間違えたところを見て、ミスの原因を徹底的に明らかにする
- 次解けるように、内容の復習など勉強する
- もう一度解いてみる。解けなかったら①から繰り返す。
それぞれ解説していきます。
見直しは、ミスの原因を明らかにすることから。
見直しで最も重要な段階と行っても過言ではないのが、最初の段階、
ミスの原因を明らかにすることです。
なぜ自分は間違えてしまったのか。
その原因を明らかにしなければ、後にやる復習の内容がはっきりしません。
それでは効果的な知識の習得はできませんよね。時間も無駄です。
まずは自分の弱点を知ること。
そうすれば、そこだけをピンポイントに復習できるので、時間も労力も節約できます。
具体例を出すと、
計算ミスなのか、考え方が違っていたのか、公式を忘れていたのか、そもそも何も思いつかなかったのか、とかです。
そこをはっきりさせられたら、次の復習にいきましょう。
弱点が分かったら、解けるようになるために復習する
ミスの原因が明らかになったら、自分の弱点をつぶしていきましょう。
方法ばかり話しても分かりづらいと思うので、ミスの原因別に具体例を書いていきます。
ただ、ミスの原因は人によっても問題によっても変わってくるので、あくまで参考程度に見てくださいね。
考え方が思いつかなかった
習った公式や考え方をいつ使うのかが理解できていない可能性があります。
該当する分野を教科書で確認し、例題など簡単な問題で考え方を理解しましょう。
公式を忘れていた
もちろん公式を復習します。ただ、丸暗記は意味がありません。
公式がどのように求められたのか、その原理を復習しましょう。原理を知っていれば、公式なんて覚える必要がなくなります。それに、難しい問題でも対応ができるようになります。
計算ミス
猛烈に反省すること。これが習慣化すると、もったいないミスが連発して嫌になります。
こればっかりは、普段から意識してミスなく計算するように練習するしかありません。まずはスピードよりも丁寧に解くことを心がけましょう。
書くスピードなんて大した差にはなりません。それより問題を悩む時間を減らす方が効果的です。
他にもミスの原因は様々なので、自分で色々考えたり、先生に聞いたりするようにしましょう。
もう一度解けるまで、見直せたとは言えない。
分からないところが解決して、
もうこの問題は解けるぞ!
となれば見直しは終了間近です。
本当に解けるかどうか、もう一度解いて確認してみましょう。
このとき、頭で考えるだけではなく、きちんと紙に書いたり口で喋ったりしましょう。
つまりはきちんと外部にアウトプットしてほしいのです。
解けることを人に証明するには、紙や言葉で相手に伝えなければなりません。それがテストであり、受験です。それができるようになって初めて、見直しが完了したといってよいでしょう。
2回目を解くタイミングですが、見直しした直後でも、数日後でもOKです。
時間を空けて何度も解くのがベストらしいですが、正直そんな時間はないですよね。
僕もそんなには解き直してません。
1度解けるようになればOKです。
とにかく地道にコツコツやるしかない。けどこれが近道だ。
以上、僕がやっている、見直しのやり方やポイントを紹介しました。
見直しって正直つまらないと思います。テストや模試から開放されたのに、また解くのって面倒ですよね。気持ちはわかります。
でも、テストや模試は自分が解けないところを明らかにしてくれます。
つまり、成績を上げるチャンスを与えてくれているのです。
これを利用しない手はないですよね…?
とにかく地道にそして丁寧に勉強すること。
皆ができることではないので、やればぐんぐん差がつきますよ。
まずは1度やってみてください!