こんな悩みを解決する記事を書きました。
★大学の教科書って全部買わないといけないの?
★自分で買うべき教科書ってどれ?
★教科書を買いすぎたり、買わなすぎたりで失敗したくない…。
この記事では、大学の教科書を買うべきかどうか、その決め方を紹介しています。
大学4回生の僕自身の失敗や経験を元にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
これを読めば『こういう教科書は買ったほうがいいのか!』とか『こうやって教科書を買うか判断すればいいんだね。』など知ってもらえると思います。
【結論】すべてを買う必要はない!
結論から述べちゃうと、すべてをきっちり買う必要はないと思います。
その思う理由を2つ紹介します。
実際あんまり使わなかった教科書もある。
新品の教科書を購入したものの、実際には授業であまり使わないパターンって意外とあるんですよね。
これは僕の経験なんですが、1回生の頃、『教科書はちゃんと買っておくべきだ!』と思い、受ける授業の教科書は、全て新品で購入していました。
でも実際に授業が始まると、プリントやスライドを使って進んでいく授業もあり、ほとんど使わない教科書もあったんですよね…。
かといってテストでめちゃくちゃ使うかというと、そういうわけでもなく…。
『これ、新品で買わなくても、図書館とかで借りればよかったんじゃね。』そう思ってしまいました。
こんなふうに、新品を買ったものの実は授業であんまり使うことはない、なんてことがたまにあるんです。
大学の教科書は値段が高い。
大学の教科書って想像以上に高いんです。
例として、僕が1回生前期の時に購入した教科書とその値段を紹介します。
マクマリー有機化学 |
8800 |
ベーシック物理化学 | 2600 |
理工基礎微分積分学Ⅰ | 1600 |
理工系新課程線形代数 | 2250 |
東京大学教養英語読本 | 1900 |
京大学術語彙データベース基本英単語1110 | 1400 |
writing research papers | 2900 |
恋するベルリン | 2600 |
情報基礎演習 | 1500 |
基幹講座物理学力学 | 3000 |
★育てる者への発達心理学 | 2800 |
★ハイジ神話 | 2300 |
★ストゥディア労働法 | 1900 |
★ポケット六法 | 1852 |
※単位は円(税抜)
合計すると、40394円(当時8%税込)です。
まあ結構な値段ですよね。すべて新品で購入するとこれくらいします。
ちなみに、星がついているのは『新品でわざわざ買わなくてもよかったかも…。』って思った教科書です。
それを引くと、31542円(当時8%税込)です。
約8000円節約することができますが、それでも3万円ほどはかかることになります。
買うかどうか判断する方法
先ほど、すべての教科書を新品で購入する必要はないといいました。
では一体、どの教科書をちゃんと買うべきなのか、僕なりの判断基準を紹介していきます。
その講義に興味がある。
興味がある講義なら、教科書はお金を惜しまず購入すべきだと思います。
なぜなら、自分の学習欲を削るのはもったいないからです。
自分が学びたいと思ったことをがっつり勉強できるのが大学のいいところです。
目先のお金を選んで自分の興味関心を捨ててしまうのは、非常にもったいない行為だと思います。
なので、学びたい、読みたいと思った教科書はきちんとお金を払って自分の本にしちゃいましょう。
専門分野である。
専門として学ぶ分野の教科書はケチらず買うべきです。
理由は単純で、めちゃくちゃ使うからですね。
授業で使用することはもちろん、家での復習や演習、テスト勉強にも使いまくります。
さらに大学院に進む人は院試勉強でも使用します。
いつでも読めるように、そして自分なりの読み方ができるように、専門分野の教科書は惜しまずに購入しておくのがオススメです。
書き込んで勉強したい。
教科書を買うメリットの1つは、自分のものにできることです。
つまり、教科書にメモを書き込んだり、マーカーを引いたりできます。
教科書を使った自分なりの勉強法がある人は、借りた教科書では苦労すると思います。
『教科書がぼろぼろになるまで勉強したい!』そんな人は、自分用に教科書を買っておきましょう。
初回の授業で様子をみる。
それでも買うべきかどうか迷う場合は、初回の授業で様子を見て決めるのがよいと思います。
授業で教科書を使うのか、家での復習に使うのか、テストで持ち込みができるのかなど、いろいろ情報が得られるはずです。
まずは様子見で初回の授業を受けてみて、それから教科書を買うかどうか判断すればいいと思います。
『初回から教科書ちゃんと買っておかないとダメなのかな..。』と不安に思っている人がいるかもしれませんが、そこまで心配しなくて大丈夫です。
履修するかどうか選べるタイプの授業では、初回は教科書なしでも問題ない場合が多いですから。
といっても、むやみに節約するのはオススメしません。
ここまで読んでいただいた方に1つ注意しておきます。
教科書代を浮かそうと、むやみやたらに節約するのは避けるべきだと思います。
なぜなら、自分が勉強する機会を奪ってしまう可能性があるからです。
僕は2回生の後期に、専門科目の教科書を1冊買わなかったことを後悔しています。
当時買わなかったのは、高額であったこと、図書館で借りられるからなんとかなると思ったことが理由です。
たしかに授業中はなんとかなりましたし、ノートをとっていたので家でも問題なく復習ができました。
問題が生じたのは、3回生後期になってからです。
受けた授業に関連する分野が実験で出てきたときにすぐに調べられなかったり、院試勉強のときにわざわざ図書館に行って借りなければならなかったり。
とにかく面倒に思う場面がでてきたんですね。
その時は図書館で借りてなんとかしましたが、最悪の場合、図書館に行くのが面倒になって勉強しなくなる可能性すらありますよね。
こんなふうに目先のお金をむやみに節約すると、将来の自分が勉強するときに苦しくなります。
なので、教科書を買わない判断を下す前に、本当に買わなくていいのか、しっかり考えてみてください。
まとめ:すべてをきっちり買う必要はないが、むやみな節約も良くないよ。
以上、大学の教科書を買うべきかどうか、その決め方を紹介しました。
最後にもう一度内容をまとめておきましょう。
すべての教科書を新品で買わなくてもOK!
- 値段が高い&あんまり使わない教科書もある。
買うかどうか判断する方法は4つ。
- その講義に興味がある。
- 専門分野
- 書き込んで勉強したい。
- 初回の授業で様子をみる。
でもむやみに教科書代を節約するのはNG。
- 目先のお金を選んで、勉強するチャンスを奪うのはもったいない。
基本的に、語学や専門科目の教科書はほぼ必須になると思います。
それ以外の教科書については、この記事で述べたポイントを見ながら、買うかどうか判断すればOKです。
ただ、お金に余裕があるなら、できるだけちゃんと買って勉強すべきだと個人的には思ってます。
目先のお金をとって勉強の意欲をそぐのはもったいないことだからです。
そうは言うものの、教科書ってかなり高いです。
どう購入するか、あなたなりにしっかり考えてみてくださいね。
あと、せっかく買った教科書はしっかり勉強して、自分のものにしていきましょうね!
おすすめの教科書の買い方はこちらの記事で紹介しています!↓