皆さん、タスクはどの順番にこなしていますか?
実は効率的な順番というものがあります。
結論から言うと、脳の集中状態にあわせて決めていくんです!
今回は、タスクをこなすのに最も効率的な順番を紹介します。
- タスクをどの順番でこなせばいいかわからない
- 効率的にタスクを終わらせたい
- 仕事以外の時間を作りたい
当てはまる方はぜひ参考にしてみてください。
※この記事は、樺沢紫苑さんの著書「神・時間術」を参考にしています。
目次
集中力を要する仕事は午前中に終わらせる!
人の集中力は、起きてから2~3時間後が最も高いです。
なぜなら、起床直後の脳はきれいに整理されているから。
いわばデスクがまっさらな状態ですね。
よって、
集中を要するタスクや自分にとって不可の高い作業は午前中に終わらせてしまいましょう。
特に起床後2~3時間後は特に集中力が高い状態。
この時間を有効に使いましょう。
集中力を要するタスクとは具体的に、
- レポートを作成する
- 英語の論文を読む
- ブログを書く
といったもの。
クリエイティブな思考が要求されたり、
頭を使わないと上手くできないような作業のことです。
朝、起きてからスマホをだらだら見てませんか?
これって非常にもったいないです。
いわば、綺麗に整理されたまっさらなデスクにたくさんの資料をぶちまけるようなもの。
無駄な情報で朝から脳が疲弊してしまいます。
大学生の場合、午前中は授業があることが多いですよね。
その時間は特に集中力が高い状態なので、
授業はその時間中に理解するつもりでしっかり受けることをおすすめします。
授業も聞かずにスマホを触っている人がいますが、
はっきり言って時間の無駄です。
あとで勉強し直すから結局時間的には同じだろうと思われがちですが、
朝と夜では集中力が全然違います。
たとえ同じことをやっても、
時間が余計にかかったり、理解度が低かったりします。
時間の無駄ですよね。
昼からは集中力をあまり要さない仕事を組み込む
集中力は時間が経っていくにつれて下がっていきます。
集中力をそこまで要さない仕事は午後からやるようにしましょう。
例えば、
- メールのチェック、返信
- 単純計算の作業
- パソコンへの打ち込み
といったものです。
特にLINEやメールの返信は午後に回すべき。
集中力が高い貴重な午前中を、返信に使うのはもったいないからです。
「午前中にメールがあったらどうするんだ!」
と思う方へ、
時間を上手く使いたいなら我慢しましょう。
緊急の用件などすぐに対応しなければならないこともありますが、
そういったものは電話で連絡してくるはずです。
早急に返信しなければならないことをLINEで言ってくる相手が悪い!
というくらいの気持ちでいいと思います。
作業に集中したいなら午前中は無視しちゃいましょう。
仕事の終わり際はラストスパート!
作業終了時間の1~2時間前は、下がってきた集中力が再び復活してきます。
これは脳がラストスパートをかけている証拠。
持久走と同じです。
途中でペースが落ちても、最後にラストスパートかけられますよね。
なので、午後のタスクの中でも少し負担の大きいものは最後の方にやりましょう。
ラストスパートの勢いで乗り切れます。
終わり際にはもう一つ集中できる理由があります。
それは、締め切りに追われる状態をつくることができること。
終了時間が迫ってくるとそれまでに終わらせようと集中できます。
どんなにだらだらしてしまう人でも、期限が迫ってくると行動できますよね。
焦りからくる集中力は結構偉大なので、有効に使っていきましょう。
作業終了時間を決めておこう
時間を上手く使うためには、作業時間を増やせば良いと考えてしまいがちですが、
それは間違いです。
なぜなら、人は時間があるとだらけるからです。
夏休みの最初に宿題を一気に終わらせられないのと同じ。
残業できると思っていると日中作業の集中力が下がります。
残業禁止と言われたら、なんとか就業時間内に終わらせようと頑張りますよね?
同じ作業成果なのであれば、
できるだけ短い時間で終わらせてしまった方が好きなことに時間を使えます。
まずは仕事を終える時間を決めましょう。
そして、決めた時間以降は絶対仕事をしない。
大学生は、日中授業で終わってしまうことも多いでしょう。
その場合は、家での勉強時間の終わりを決めておきましょう。
リミットが決まっていると、
授業間の休憩を勉強時間に使おうとしたり、
集中して宿題を早く終わらせようと努力できます。
夜はリラックスタイムにあてよう
作業が終わった後は、
自分の好きなことやリラックスをする時間にしましょう。
仕事ができる人ほど自分の時間や趣味の時間をしっかり取っています。
仕事以外の時間を削って仕事をするほど、
無駄に時間を使ってしまい、何より疲れてしまいますからね。
僕の場合、
- 映画を観る
- 本を読む
- 掃除をする
- お風呂にゆっくり入る
- 友達と食事をする
こんなことをしています。
心も体もしっかり休めることで、
翌日のタスクにまた集中して取り組むことができるのです。
集中力に合わせて行動しよう
集中力は1日の中で一定ではありません。
集中力の波に合わせてやることを振り分けた方が効率的です。
自分で「集中しよう!」と意気込んでもなかなかできませんからね。
上手く1日のスケジューリングをして、効率的にタスクをこなしていきましょう!
さらに効率的な時間の使い方は「神時間術」を参考に!
僕の時間の使い方は、樺沢紫苑さんの「神・時間術」から学んでいます。
今回紹介したタスクの振り分け方以外にも、
時間を上手く使う方法が書かれています。
気になる方は是非読んでみてください。