先日、本屋さんでとっても魅力的な本を発見しました。
Google、YouTube、時間術
この文字が見えた瞬間、僕の手は自然と伸びていました。
早速購入して家で読んでみましたが、これがかなり面白い!
特にこの本は学生の方にぜひ読んでほしい!
そう思いましたので、
時間術大全を読んだ感想を、学生の方に向けた目線で書いていきます。
なぜ大学生に読んでほしいのか、
そして大学生の僕が本を読んで実践したいと思ったこと、
これらを中心に書いていきたいと思います。
- 時間を上手く使いたい学生
- スマホから離れられない学生
- 時間術大全って何?っていう学生
あてはまる方は是非読んでいってください!
なぜ学生に読んでほしいのか?
今回学生向けに書こうと思った理由は大きく3つです。
- 大学生はスマホ依存するリスクが高いから
- 比較的自由な学生期間だからこそ実行に移しやすいから
- 大学生の時間を有効に使ってほしいから
大学生はスマホに依存するリスクが高い
「時間術大全」の原著「Make Time: How to Focus on what Matters Every Day」は、元グーグル・ベンチャーズのデザインパートナーであったジェイク・ナップさんとジョン・ゼラツキーさんによって書かれています。
著者お二人の前職からわかるように、彼らはアプリケーションのプロです。
そんな彼らが時間を上手く使えなかった理由が、
彼らが開発しているアプリケーション。
面白いコンテンツを無限に発信するYouTube、
大変便利なメール管理アプリGmail。
これらが便利で面白くなっていくにつれ、人はのめり込んでしまうのです。
自分の意志では抵抗できないくらい、アプリは生活の当たり前になっている。
これからスマホ業界はもっと面白く、そして便利になっていくことでしょう。
そんな中、人生でスマホを使いまくっている時期っていつですか?
僕は大学生の今だと感じています。
自由に使える時間が増えても、結局スマホをいじる時間になってしまう。
そう、大学生はスマホに依存するリスクが高いのではないかと思うのです。
そういった意味で危険な学生時代だからこそ、
本書を読むことに大きな価値があると思うのです。
この本は様々なシーンにおける時間の使い方を網羅していますが、
なかでもスマホや電子機器との付き合い方についての内容が多いです。
貴重な大学生の時間を有効に使うことができるのではないでしょうか。
自由な今だからこそ生活を変えやすい
「時間術大全」には、
時間を上手く使うためのノウハウが87個書かれています。
その一つには
SNS系アプリを全て消す
といったちょっと勇気の要るものもあります。
このとき思いました。
こう思ったのは、生活をがらっと変える必要があるからです。
生活を変えるのって、やっぱりハードル高いですよね。
ただ誤解がないように、
この本では「書かれているノウハウ全てをやる必要はない」と書かれています。
当然SNSを消さない選択肢もアリ。
でも、本にはアプリを消して成功した例が書かれているんですよ!
それもかなりうらやましく感じるものが!
そんなとき、会社勤めの人にはなかなかハードルが高いのではないでしょうか?
会社のルールや雰囲気的にやりたくても不可能なことも増えます。
でも、学生、特に大学生にはそれほど障壁ってなくないですか?
つまり学生時代は生活を変えやすいのです。
学生の時間を有効に使ってほしい
これはシンプルに、
貴重な学生の時間をもっと有効に使えるようになったら嬉しいじゃないですか?
って話です。
本書にはスマホの使い方に関する内容だけでなく、
計画の立て方や夜の過ごし方などあらゆる場面が網羅されています。
貴重な学生の時間を自分のために使うことができるのです。
大学生に読んでほしい理由とは?
- 大学生はスマホ依存するリスクが高いから
- 比較的自由な学生期間だからこそ実行に移しやすいから
- 大学生の時間を有効に使ってほしいから
時間術大全の内容は?
ここからは、念のため本書の内容をさらっと紹介します。
要約などは別の記事の方が詳しく書かれてますので、ここでは簡単な説明だけ。
本書に書かれているのは、
「自分にとって大事なことをする時間をもっと作るためのノウハウ」です。
効率的に時間を使う方法というよりは、
自分の時間を確保して時間を上手く使う方法に着目して書かれている印象です。
また違った目線で時間の使い方を考えられたので、面白いなと感じます。
本書で提唱されている「時間を作る仕組み」は、たった4ステップだけ。
ハイライト、レーザー、チャージ、チューニング
ざっくりまとめると、
毎日最重要事項を決め、レーザーのごとくそれに集中。
注意力をコントロールするためにエネルギー補給をしつつ、
ノウハウが自分に合っていたのかを日々反省していく。
って感じです。
大変シンプル。
両者への信用が高まりましたね。
上記の4STEPについて様々なノウハウ(時間ワザ)が書かれています。
著者の経験を踏まえていて、彼らの感想もなかなか面白いです。
時間術大全の内容は?
- 自分にとって大事なことをする時間をもっと作るためのノウハウが網羅されている
- 「ハイライト、レーザー、チャージ、チューニング」の4STEPで時間をつくる
- 海外のジョークを交えた文体で、面白い。
大学生の僕が実践したいと思った時間ワザ
ここからは、
本書のノウハウの中で僕が実践したいと思ったことを紹介していきます。
スマホ・PCとの付き合い方を変える
書かれているノウハウの中で僕が注目したのは、
スマホの使い方に関する項目。
「なぜ大学生に読んでほしいか」でも書きましたが、
スマホが当たり前になっている今だからこそ、
驚いたり、なるほどと納得したりする項目が多かったです。
気が散らないiPhoneをつくる
SNS系アプリや、面白いコンテンツを無限に供給してくるアプリ(YouTubeとか)、
メールアカウント、ウェブブラウザをスマホから消去するというもの。
スマホ依存を脱却する方法としてYouTubeやゲームを消すことはありますが、
SNSやメールも消すというのが衝撃的です。
なかなかハードルが高く感じますが、決して一生Twitterをしなくなる訳ではないですよ。
朝の巡回をやめる
朝一でスマホのアラームを止め、その流れでSNSをチェックする。
同内容は「神時間術」でも書かれていました。
と説得力をより感じました。
おもちゃを片づける
レゴを片付けるとかじゃないですよw
おもちゃとは、自分の気を散らすもの。
片付けるとは、自分の見えないところにしまうこと。
僕が激しく納得したのは、ブラウザーのお気に入りバー。
いつも画面上に表示され、いつでも簡単にアクセスできるようにしていました。(大学のポータルサイトとか、当ブログのログイン画面とか、ツイッターログインとかね)
例えば記事の執筆中、ちょっと手が止まったら
無意識にツイッターを確認したり(誰もいいねしてくれていないのに…)
無意識にブログが読まれているか確認したり(誰もリアルタイムで読んでくれていないのに…)
なんてことがありました。
僕はすぐにお気に入りを非表示に設定しました。
記事を書いている今、片づけの効果を実感しています。
メールは1日の終わりに
朝一でメールやラインを確認するのは、
貴重な朝の時間を他人の優先事項のために使っているようなもの。
そう考えればなんだか損している感じがしてきます。
メールタイムを決める
でもメールが気になってしょうがない!
重要なメールが来てないか気になって作業できな~い!
こんな人もいるでしょう。
なら、メールをチェックする時間を予定に組み込みましょう。
メールをチェックしなければならないタイミングや返信に必要な時間を考え、
予定に組み込みます。
それ以外はメールを絶対にチェックしない。
そうすることで、
メールを気にせず目の前のことに集中できるし、
決めた時間内に集中してメールの返信が可能になります。
メールチェックの時間を設定するのは僕自身既にやっています。
だがことLINEに関しては例外としていました。
通知が来た瞬間に返すほうがいい!という観念にとらわれていましたし。
でもそれは相手の都合に自分が合わせにいっていることになる。
返信は遅くする
そう思いました。
LINEへの即答=礼儀正しい
この考えが僕にはあったということです。
即座に返信しなければならないと思っていたのは、
会話とメールを同じものとして捉えていたから。
会話で1日返答を放置するなんてあり得ないけど、LINEでは即答は必要ないですよね。
すぐに返信する行為は、
自分の優先事項を後回しにして相手の優先事項のために時間を作っていることに等しい。
僕ははっとしました。
これに気づけないほど、
LINEでの即答は僕の常識になってしまっていたのです。
以上スマホとの付き合い方に関する時間ワザの一部を紹介しました。
スマホやPCとの付き合い方に関するノウハウ
- 気が散らないiPhoneをつくる
- 朝の巡回をやめる
- おもちゃを片づける
- メールは1日の終わりに
- メールタイムを決める
- 返信は遅くする
ノウハウを継続して使っていくための方法
もう一つ僕が注目したのは、この時間術を継続していく方法。
いくら優れた時間術が紹介されたとして、
それが自分のものにならなければ意味がないのです。
ましてや本書にはノウハウが87個もある。
と不安に思いましたが、考え方が違っていました。
この本で重要なことは、
選ぶ、試す、繰り返す
です。
そう、選ぶんですよ。
全てをやる必要はなく、自分にあったものだけをやる。
これに魅力を感じましたね。
継続にはチューニングが必要
チューニングという4つ目のステップ、これは簡単に言えば1日の反省。
このステップが継続には重要なのです。
なぜなら、この本はあくまで様々なノウハウを紹介しただけだから。
これを読んで自分のものにするかどうかは自分の試行錯誤次第なんです。
そのためには選ぶ、試す、繰り返すが必要。
繰り返すステップで反省を行うことで、
自分のスタイルを作り上げることができます。
そんなかつての僕へ
その反省の方法もこの本には丁寧に書かれています。
反省すらも楽しんで試したくなる。
そんな書き方がされています!
感謝でもって継続する
継続を可能にする秘訣は、「やってよかった」と思えること。
このノウハウを使ったことで作業が捗り、ありがたく思った。
生み出した時間で友達との食事をめいっぱい楽しむことができ、嬉しかった。
こういったプラスの感情がやっぱり大事。
これを毎日記述していくことが、
継続にはとても重要になるということです。
何事もそうですよね。
結果が出たら嬉しいし、もっとやりたいって思うはずです。
書かれているノウハウを継続していく方法
- チューニングのステップが重要
- 感謝を感じることが継続を可能にする
あらゆる場面での時間の使い方を網羅!あとは自分でやってみるだけ。
以上、学生に勧める観点から「時間術大全」を紹介しました。
あらゆるノウハウが網羅されていて、
どれも実際に試してみたくなるものばかりです。
自分の時間術をつくりあげるには最高の本だと思いますので、
面白そうだな、やってみたいなと思った方は、
是非一度手に取ってみてください!
これから僕も実践して、自分なりの時間術をつくってみます。
いきなりノウハウをやりまくることは難しいと思いますので、
僕は87個のうち、たった1つから始めてみます。
早速1個おもちゃを片付けただけで効果を感じていますからね!
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