こんな悔しい思いをしていませんか?
僕も高校時代、苦手だった古典でよく時間切れになっていました…。
そんなとき、あなたはどのような対策を打ちますか?
- 計算をもっと速くできるようになればいい!
- 文字をもっと速く書けるようになればいい!
と思ったあなた、それ間違っているかもしれません。
実は、時間が足りなくなる原因はもっと別にあるのです!
今回はテストで時間が足りなくなる原因と時間内に解くためのコツを紹介します。
- テストで時間が足りなくなる
- 時間内に解くための方法を知りたい
- 見直しの時間を確保できるようになりたい
【原因1】手を止めている時間が多い
テストで時間がかかってしまう一番の原因は、手が止まっている時間が長いことです。
『うーん。これどうやって解くのかなー?なんかやったような気がするなー。思い出せないなー。』
って感じで、解き方を悩んでいる時間が長いのです。
手が止まっている時間を減らせ。
では対策は自ずと分かりますよね。
手が止まっている時間、つまりは悩んでいる時間を減らせば良いのです。
そのためには、問題を見たときに解法がパッと思いつくようにならなければなりません。
それができればすぐに解き始められるので、解答にかかる時間が短くなるわけです。
解法がすぐに思いつくようになるまで勉強する。
ではどうすればすぐに手が動くようになるのでしょう。
それは、問題をパッとみて解法がすぐ思いつくぐらい勉強することです。
問題を見ても解法がすぐに思いつかない人は、勉強不足の可能性が高いです。
そんな人はまず、インプットを中心とした勉強をしましょう。
知らない考え方、公式、単語などを復習する必要があるからです。
一方、普段は解けるのにテストではなぜかすぐに解けないという人は、知識をアウトプットする練習が足りていません。
いくら知識が頭にあっても、それをすぐに引き出せないようでは意味がありませんからね。
そんな人は、演習量を増やしていきましょう。
実際に問題を解くことがアウトプットする練習になるので、量をしっかりこなしましょう。
【原因2】時間配分ができていない
テストで時間が足りなくなる原因の2つ目は、時間配分が上手くできていないことです。
例えば、解けない問題に出会ったとき、何分間その問題を考えるかちゃんと決めてますか?
これを決めていない人は、いつまでもその問題に時間を費やします。
すると、簡単な問題が後に出てきても解けなくなります。時間が残っていないからです。
テストは時間配分が命。
時間配分を決めておけば、それぞれの問題を解くのに使う時間が決まります。
もう少し考えてみるのか、一旦次の問題に進むのか、その判断基準となってくれるのです。
そのおかげで、解けるはずの問題を解き損なうことを避けられます。
まずは問題全てに目を通せ!
では、僕がやっている時間配分の決め方を紹介します。
テストが始まったら、まずは問題全てにサッと目を通しましょう。
大問がいくつあるのか、それぞれどういった分野の問題かなどを簡単に把握するのが目的です。
そして、自分の得意不得意に合わせて、解いていく順番と時間配分を決めていきます。
例えば、国語を例に挙げてみましょう。
大問1評論、2小説、3古典、4漢文
こんな問題を80分で解くとしましょう。
僕は現代文よりも古典の方が得意なので、3→4→1→2の順に解くことにします。
時間配分は、基本的には各大問20分。ただし、現代文に時間がかかることや見直しの時間を確保することを考えて、古典と漢文は15分程度で解くようにします。
こんな感じです。
書くスピードを上げるのはあまり効果的ではないと思う。
この記事の最初にも書きましたが、問題を解くスピードを上げるために速く文字を書こうとする方がいます。
正直、これは効果が低いです。
なぜなら、書くのにかかる時間は、問題を悩む時間に比べてほとんど差がつかないからです。
それに、スピードを無理に上げようとするとミスが起きやすくなります。
特に数学などの計算科目は危険です。
加えて、字が汚くなります。
別にええやん!って思うかもしれませんが、これが意外と良くないんです。
字が汚いと、採点官の気分を害しやすく、厳しく採点される可能性が高まります。(採点官も人間ですからね。)
ただし、工夫して書くスピードを上げるのは吉です。
特に、数学や化学の計算なんかは工夫できるところが多いと思います。
【結論】テスト対策をしっかりすること。
以上、テストで時間が足りなくなる原因と、時間内に解くためのコツを紹介しました。
結論、夢のような裏技なんてものはありません。
アウトプットできるようにきちんと勉強をして、時間配分をきちんと考えることで素早い解答ができるようになります。
小手先のテクニックに甘えることなく、やるべきことをきちんとやることが一番の近道です!