大学生活

メールとの付き合い方 ~感情のずれ~

メールとの付き合い方~感情のずれ~

メールの文章に心を痛めた経験はありませんか?

 

どうもはるかさです。

 

メールって便利ですよね。
仕事では未だにメールを使って連絡するのが基本だと思います。

しかし、メールには欠点があります。

感情や雰囲気の共有が難しいところです。

 

今回は
メールによって起こる感情のずれについて自分が経験したことを元に書いてみます。

メールやLINEでコミュニケーションをとるのが当たり前になっている今、
その危険性を知り、連絡を円滑にとり続けましょう。

 

  • 多数の人とメールで連絡をとっている人
  • メールに疲れてしまう人

当てはる方は最後まで読んでみてください!

メールで感情がすれ違った

僕は大学でとあるサークルに所属しております。

そのサークルで、あるイベントの運営を行っていたときの話です。

僕はそのイベントの責任者をさせてもらっていたのですが、
全体を適切に動かすことができていませんでした。

そんな僕に友人がお叱りのメールを送ってくれました。

お叱りのメールを読んだ僕は…

メールを開くと画面一杯の文字。

当然絵文字なんてなく、
「~です。~ではないですか?」という淡々とした文がひたすら続く。

僕はメールを見て思いました。

やばい…めっちゃ怒らせてしまっている…
もう相手は協力してくれないだろうな…
僕とはもう会話してくれることはないだろうな…

とにかくマイナスなことしか考えられませんでした。

後日、実際に会ってみたら…

メールをもらって数日後、
叱ってくれた友人と直接顔を合わせるタイミングがありました。

僕が謝ろうとしたその瞬間、

「悪いな、なんか。頑張ってなー。」

まさか友人の方から優しく謝ってくれたのです。

まるで想像していなかった行動に、僕はとても驚きました。

 

僕はメールの文面だけで相手の感情まで勝手に判断していましたが、
それが見事に間違っていたわけです。

あのとき直接会話をすることがなかったら、
僕はまだ友人のことを避けていたかもしれません。

 

こんなふうに、
メールの文章からその人の感情を読み取ることは非常に難しく、お互いの気持ちがずれやすいのです。

解決するためには、読み手が工夫する。

ではどうすればメールで感情の意思疎通ができるのでしょうか。

書き手が感情を豊かに表現した文章を書くことができれば、
相手に気持ちを正確に伝えることができますが…

 

それってめっちゃむずくない…?
それができたら小説デビューしてるよね?

 

というわけで僕が思う解決策は、

  • 読み手がメールの性質を理解して文章を読むこと。
  • 直接的なコミュニケーションを大切にすること。

この2つです。

読み手がメールの性質を理解するとは?

まずメールの性質について考えます。

メールの性質1「冷たくなりがち」

メールって仕事の連絡で使うことが多いので、かしこまった書き方になりがち。

LINEと違って文字も単調で、スタンプもない。

簡単に言って、メールは冷たい印象を与える文面になりがちです。

書き手は自分の思いをそのまま文章にしているだけなので悪意はないんですが、
書き方によっては読み手に怖い印象を与えることがあります。

 

だから読み手側が、メールは冷たい文章になりがちなんだと理解しておきましょう。

そうすることで、メールの内容に対して必要以上に怖がることを避けられ、
書き手を怖い人だと誤解する危険性も減らせます。

メールの性質2「長文になりがち」

普段の連絡はLINEを使っている人が多いでしょう。

そういえばLINEってあまりだらだら長文を送りませんよね。
するとだんだん短文に慣れていってしまう。

すると逆に、長文には一瞬距離をおいてしまうのです。

 

長文LINEって、見た瞬間に「うわぁ…」ってなりませんか?

その一瞬の嫌悪感こそ、文章を必要以上にマイナスに捉えてしまう原因だと思います。

 

メールはしばしば長文になります。(仕事で使うので当然っちゃあ当然ですが…)

なので、読み手は長文に対する嫌悪感をできるだけ排して文章と向き合いましょう。

※これに関しては、書き手が工夫できる部分でもあります。(できるだけ短い文にしてあげる。)お互いに歩み寄れるのがベストですね。

 

メールは冷たくなりがち&長文になりがち

読み手はこの2点を頭に入れておくと、
冷静に文章と向き合うことができると思います。

メールは直接的なコミュニケーションには敵わない。

メールは、いつでもどこでも相手と連絡をとれる、非常に優れた道具です。

ただ、お互いの感情や雰囲気を共有しづらいという点で、
顔を合わせて話をするといった直接的なコミュニケーションには敵わないと思います。

その例を紹介します。

文章は書いた人を想像して読まれる

文章を読むとき、人は無意識に書き手を想像しながら読んでいます。

例えば、コワモテの人から絵文字一杯のLINEが来たらそのギャップに驚くというのも、
相手を想像しているからです。

他にも、
普段から怒りっぽい人からの説教メールと、普段温厚な人からの説教メール
たとえ文章が同じだとしても、文章から受ける印象は異なります。

つまり、間接的なコミュニケーション(メール)は直接的なコミュニケーションの影響を受けるのです。

 

なので、メールやLINEでのコミュニケーションばかり重視していると
いつのまにか気持ちがすれ違っていたなんてことが起こりやすい。

だからこそ、直接あって話をしたり電話をしたりするのが重要です。

メールはあくまで道具。メールに踊らされないようにしたい。

僕はメールやLINEを否定しているわけではありません。
世界中を一瞬でつなげる、本当に素晴らしいものです。

ただ、感情や雰囲気を共有しづらいことですれ違いが起こりやすい。
そこを注意すべきだと思うのです。

今の時代メールやSNSだけで関係が築けます。

お互いにメールの性質を理解し、直接的なコミュニケーションを大切にする。

文面状の不安定なコミュニケーションに踊らされることなく、
きちんとした関係を作れるようになりたいものですね。

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