京都

伏見酒蔵巡り&名水スタンプラリーで日本酒を堪能!

伏見酒蔵巡り

はるかさです!

先日、京都の伏見へ行ってきました。

伏見はかつて、『伏水』と書かれていました。つまりは名水の町なのです。

そこにはたくさんの酒蔵があり、まさに酒の町。

そんな伏見で1日酒蔵巡りをしてきましたので、お話しします!

「月桂冠大倉記念館」で日本酒を学ぶ!

10:00 京阪本線「伏見桃山駅」到着

駅から5分程歩くと、見えてくるのが「月桂冠大倉記念館」です。

月桂冠大倉記念館

ここでは日本酒の造り方や、月桂冠の歴史などを学ぶことができます。

しかも、最後にはきき酒も楽しめるということでとっても楽しみ…!

入るといきなりお土産がもらえます。

お土産のお酒
自宅で開封しました!

なんだか得した気分です!

進むとすぐに中庭が見えてきます。そこには、「さかみず」とよばれる湧水があります。

さかみず

飲んでみると、全く癖の無い味がして、とてもなめらか。シンプルにおいしい水でした。

おいしいお酒が造られるのも頷けます。

他にも、中庭には酒桶が展示されています。

酒桶

大きさは両手を広げたくらい。

続いて展示室の中へ。

伏見での酒造りの歴史や、日本酒の製造過程を説明したパネルや展示がされていました。

ここでは、実際に製造で使うたくさんの用具を見ることができます。

思ったよりも用具が多くてびっくりしました。酒造りの複雑さ、大変さが感じられました。

その先には、月桂冠の歴史を学べる展示がされています。

館内では、施設の方が展示についての説明をしていましたが、これがなかなかおもしろかったです!

特に面白かったのは、「月桂冠」の文字が違うボトルの展示にまつわるお話。

館内には、発売当時のボトルが展示されているのですが、その中に「月桂冠」の文字が間違っているものがあるのです。

なぜそんなものがあるのか?
その理由はぜひ実際に足を運んで聞いてみてください!

一通り回り終えると、待ちに待ったきき酒!

頂けるお酒は3種類。

  • レトロボトル 吟醸酒
  • 玉の泉 大吟醸
  • プラムワイン

レトロボトルは、「ザ・日本酒」といったようなお酒感のある味わい。(僕はこれが1番好きでした。)

玉の泉は、とてもすっきりした感じで飲みやすいお酒でした。若い人に好まれそうな感じでした。

プラムワインは、梅酒の嫌な甘みを取り除いたようなすっきりした甘みを楽しめるお酒でした。

どれも全く違う味わいでした。
特にはじめの2つに対しては、日本酒に対する好みが時代によって変わっていることを感じられました。

すぐ隣にある売店では、先程きき酒したお酒を買うことができます。

レトロボトルなんかはここでしか買えないそうですよ…!

月桂冠大倉記念館

  • 所在地:〒612-8660 京都市伏見区南浜町247
  • TEL:075-623-2056
  • HP:http://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/
  • 営業時間:9:30〜16:30(入館受付は16:00まで)
  • 休館日: 盆:2019年8月13日~2019年8月16日
    年末年始:2019年12月28日~2020年1月4日
  • 入館料:大人:400円、中・高校生:100円 各おみやげ付き

「伏見名水スタンプラリー」に参加!

11:00

記念館をでると、謎のスタンプ台を発見しました…!

ちょうど、「伏見名水スタンプラリー」という企画をやっていました。

伏見にある名水の地10カ所にスタンプがあり、全部回ると記念品としておちょこがもらえるというイベントです。

なんだかおもしろそうだったので、参加してみました!

早速1個目、月桂冠大倉記念館「さかみず」のスタンプをゲット!

続いて、すぐ近くの「長建寺」に向かいます。

長建寺

2つ目「閼伽水」のスタンプをゲット!

その後、「鳥せい本店」、「キザクラカッパカントリー」とまわり、スタンプを計4つゲット!

「玄屋」酒粕らーめんに舌鼓。

11:30

5つ目のスタンプを目指して歩いていると、だんだんお腹がすいてきました。

すると…

酒粕らーめん「玄屋」

酒粕らーめんという気になる文字が!

こちらのラーメン屋「玄屋」でお昼を頂くことにしました。

注文はもちろん酒粕拉麺。

酒粕拉麺

きたー!おいしそう!

さっそく酒粕の香りがほんのりとしてきます。

スープを一口飲むと、しっかりと酒粕の味がします。でも、決して嫌な感じではなく、ラーメンとの相性はバッチリです!

七味を入れると、味が引き締まる感じがして、とってもおいしかったです。

玄屋

  • 所在地:京都市伏見区東組町698 パークテラス桃山 1F 
  • TEL: 075-602-1492
  • 営業時間:11:30〜19:30  ※麺売り切れ次第終了
  • 定休日: 木曜日

スタンプラリー再開!

12:00

お腹もいっぱいになったところで、残りのスタンプを一気に集めてしまいたいと思います。

北に歩いて「大黒寺」、「キンシ正宗」と計6つのスタンプをゲット!

続いて「城南宮」へと向かいます。

少し離れていたので、30分弱ほど歩きました。

そして…

城南宮入口

城南宮到着!

城南宮

せっかくなので、お参りもしておきました。

城南宮お参り

7つ目のスタンプをゲット。

いよいよあと3つ…!

ここから東に向かって、「清和荘」、「藤森神社」のスタンプを取りに行きます。

若干の登りが続く道だったので、かなり足が疲れてきました。

14:00 藤森神社到着!

藤森神社

ここで9つ目のスタンプをゲット!

残るは1つ…!

いよいよお猪口ゲット!

最後は「御香宮神社」へと向かいます。

さすがに歩き疲れてしまったので、京阪電車の力を借りることにしました。

14:30 伏見桃山駅 到着

そしていよいよ…

御香宮神社鳥居

御香宮神社に到着しました!

御香宮神社

ここで最後のスタンプをゲットし、ゴール!

この御香宮神社は、景品交換場所の1つになっていたので、そのままおちょこを頂きました。

おちょこ獲得
帰りの京阪の駅にて撮影

昼ご飯の時間も含めてですが、約3時間半でまわることができました。

スタンプを押してすぐに立ち去った場所がほとんどだったので、これくらいの時間になりました。

どこも魅力的な場所なので、1つ1つ見ていくだけでも1日満喫することが出来ると思います。

ただ、全部歩くと足がなかなか疲れますね…。

なので、2日に分けてじっくり巡ったり、交通機関を上手く利用したりするのがおすすめです!

喫茶「伏見夢百衆」で一休み

15:00

歩き疲れてしまったので、ここらで休憩。

伏見夢百衆

こちらの「伏見夢百衆」に立ち寄りました。

かつて月桂冠本店だった建物を使ったお店で、レトロを味わえる素敵な雰囲気でした。

僕のお目当ては「清酒アイスクリーム」!

清酒アイスクリーム

バニラアイスに柚子檸檬のリキュールをかけて頂くスイーツです。

柚子檸檬の爽やかさがバニラアイスにマッチして、ほどよい甘みでした。

最後に、フロートの様にアイスをリキュールに溶かして飲んでみました。お酒の味わいの中にすっきりした甘さがあって、とってもおいしかったです。

また、こちらには「清酒のきき酒セット」なるメニューもあり、気軽にきき酒を楽しむことができます。

伏見夢百衆

  • 所在地: 京都市伏見区南浜町24
  • TEL: 075-623-136
  • HP:https://ameblo.jp/fushimi-yume100shu
  • 営業時間:平日/10:30~17:00(L.O.16:30)
    土日祝/10:30~18:00(L.O.17:30)
  • 定休日:月曜(祝日除)

酒屋「吟醸酒房 油長」で飲みくらべ!

16:00

一休みして完全復活!

いよいよ、きき酒ができる酒屋 「吟醸酒房 油長」 に向かいます。

吟醸酒房 油長

こちらでは伏見の全蔵元のお酒を取り扱っているとのことで、店内にはたくさんのお酒が並んでいました。

お店の奥にあるのが「きき酒カウンター」。

80種類以上のお酒から自由に選んで、きき酒を楽しむことができます。

メニューは「時期限定」「本数限定」など項目が分かれており、店員さんが丁寧に説明してくれます。日本酒の知識が無くても、安心してきき酒を楽しむことができます。

僕が今回選んだのはこちらの3種!

きき酒
  • 英勲 氷冷貯蔵 純米大吟醸
  • 月の桂 把和游 純米大吟醸 滴酒
  • 富翁 たれくち生原酒 大吟醸

「英勲」は季節限定の夏酒。ラベルの見た目通り、さわやかすっきりした飲み口でとても飲みやすいです。

「把和游」は少し辛味のある感じですが、嫌な苦みなどは全くなく、日本酒の力強い感じをよく味わうことができます。

僕がおもしろいと思ったのは最後の「たれくち」。生原酒という種類の違いもあって、その味わいもまた別物。先に飲んだ把和游とはまた異なる辛味を感じました。

自分の知らないお酒を手軽に楽しむことができて、来た甲斐がありました!

吟醸酒房 油長

日本酒にじっくり浸る1日はいかが?

スタンプラリーに参加したので思ったよりも歩いた1日になりましたが、伏見の様々なスポットを巡ることができたのは楽しかったです。

日本酒に浸れる、素敵な1日となりました。

別の酒蔵の見学もしたいし、もっといろんなお酒を飲んでみたいと思いました。ぜひまた伏見に行こうかなと思います。

日本酒好きの方、日本酒が気になる方はぜひ足を運んでみてください!

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