2019年6月1日(土)に、「1000000人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 茶屋町スロウデイ2019」というイベントが、大阪梅田・茶屋町エリアで開催されました。
実は別件で大阪にいたのですが、たまたま当日にそのイベントを知ったので、急遽観に行きました。その様子をお伝えします。
目次
100万人のキャンドルナイトって?
公式 Facebook↓
https://www.facebook.com/chayamachicandle/
公式 Instagram↓
https://www.instagram.com/chayamachislowday/
“ 電気を消してキャンドルを灯し、一人ひとりが、自分のために、家族のために、日本のために、そして未来の地球のために、できることを考えようという「気づき」の場にしていく。”
100万人のキャンドルナイト@オオサカシティ西梅田ナイト実行委員会 : https://www.hanshin.co.jp/company/press/detail/2508
この趣旨に賛同する大阪の民間企業が実行委員会を構成し、実施されるイベントがこの「100万人のキャンドルナイト@OSAKA CITY 」です。
2005年12月から毎年夏期と冬期に開催されていて、今回でなんと28回目。
今年のテーマは「Celebration (みんなで祝う日)」でした。
道路脇に並べられたキャンドル達。
歩道の脇にはガラスに入ったキャンドルが列をなしていて、幻想的な雰囲気を醸し出します。
一定の区間ごとに、写真のようなスポットがあります。
同じ様に見えるキャンドルでも、その並べ方、色合い、別のものとのコラボレーションによって全く違う雰囲気が表現されています。
時代の流行「インスタグラム」にぴったり。
かわいらしい作品がたくさんあり、みーんな写真撮ってました。
大きなハートが描かれた作品では、多くのカップルが仲良く写真を撮っていました。
キャンドルは立派なアートだった。
各スポットの展示には様々なテーマがあるようです。
キャンドルと和が融合した作品だったり、、、
キャンドルをケーキに見立てた作品だったり、、、
他にも色々、、、
どれも個性的な世界があって、まさにアート。
始めはイルミネーションを観ている感覚でしたが、後半は美術館に来ているような感覚に陥りました。
街の電気が消灯される「ライトダウン」
写真を見て気づかれたかもしれませんが、このイベント中の20時から22時までキャンドル周辺のお店の電気が消えていました。
このおかげで、キャンドルの光をより楽しむことができました。
後日公式facebookを確認すると、消灯に協力した施設・店舗一覧が載っていました。
https://www.facebook.com/chayamachicandle/photos/a.243531686004872/830732453951456/?type=3&theater
たくさんのお店が協力していたことに大変驚きました。
実際に現地で観ていて思ったのは、やはり消灯の役目は大きいということ。
電気が付いているお店もいくつかありましたが、観る側からはその光がどうしても邪魔に感じられてしまいました。(当然、営業中だからしょうがないのかもしれませんが…。)
決して若者、女性ばかりではなかった。
開催地が茶屋町付近ということで、やっぱり若者が多いのかなと思っていましたが、実際には 年配のご夫婦やご高齢の方々も来られていました。
また、キャンドルは女性が好んでいるという勝手なイメージが僕の中でありましたが、それは全くの偏見。男性の方も結構いらっしゃいました。
人はとっても多かった。それも善し悪し。
イベントにはたくさんの人が来られていて、各スポットの周りには20から30人程が常に集まっているという状況でした。
ですが、みんな写真を撮ってその場からはけていくという感じなので、観るのにめちゃくちゃ待ち時間が発生したという印象はありませんでした。
感覚としては、人気の美術館を回っている感じ。
イベント大成功の証として素晴らしいと思うのですが、近くでゆったりと眺めるのは少し難しいのかなと思いました。
キャンドルマーケットでお買い物
MBS(毎日放送)の近くには「キャンドルマーケット」が展開されており、多種多様なキャンドルが販売されていました。
お店の周りを歩くとキャンドルの甘い香りがしてきたり、木の幹を模したかわいいキャンドルが並んでいたり、どのお店も魅力的でした。
あんなきれいなキャンドル達を観てしまったら、多くの人は興味は持ってしまいますよね。
キャンドルという新たな世界に入るキッカケの提供としては、最高ではないでしょうか。
イルミネーションとは違う自然のあたたかみ。
キャンドルの光は、LEDでのイルミネーションと違って「炎のゆらめき」が存在します。
イルミネーションとの大きな違いはそこです。
キャンドルに近づくと、それが放つ熱を肌で感じることができ、その身体的な刺激と「あたたかみ」という心象的なイメージがリンクすることで、イルミネーションには出せないあたたかみ、優しさを感じられるのかなと思います。
キャンドルへの興味を与えられた、素敵なイベントでした。
キャンドルには全く興味のなかった僕でしたが、実際にみてみるとその魅力を肌で感じることができました。
僕みたいに、キャンドルに興味がない、買おうと思ったことがない人は、是非現地でその面白さを感じてほしいです。
普段は街明かりで輝く場所が、キャンドルの幻想的な光で包まれる。
大阪の街を巻き込んだこのイベントを作り上げた実行委員会は素晴らしいと思います。
6月5日(水)には西梅田でキャンドルナイト!
このイベントに興味をもった方、今ならまだ間に合いますよ!
同イベントは西梅田のエリアでも開催されますので、興味のある方は是非行ってみて下さい!